「志ら乃大作戦・第34話」(4/25)に行ってきた。

1月以来の、立川志ら乃さんの独演会に行ってきました。会場はいつもの内幸町ホール。志ら乃さんの落語自体は17日の一門会で聞いてますけどね…。

日比谷駅からぷらぷら歩いていきましたが、多少雨が降っていたものの、傘は差すほどでもなく。しかし、志ら乃さんの会は、雨降ってる日が多い気がするなぁ…。

開口一番はいつも通りのらく兵さん。らく兵さんが出ること自体はいつも通りですが、4/1から二つ目に上がったので、まず出囃子が前座囃子じゃない、ちゃんと羽織を着ている、そして、ガチガチに緊張しているw

口調聞いてるとあんまり緊張してるように見えないんですけどね、噛みまくったり、台詞が出てこなくなったりってのは結構あるので、そういうときは緊張してるんだろうなぁ。根多は「宮戸川」。らく兵さんは失敗しなきゃ、結構上手いので、いかに安定させるかってのがこれからの課題なんだろうなー。とりあえず、羽織姿は見慣れないのでちょっとおかしく思えたり、その羽織脱ぐのにわたわたしてたりってのは、初々しいなと。

さすがに前座の雑事はらく兵さんがやるんじゃなくて、らく人さんがやってましたね。開口一番は今後もらく兵さんがやるのか、らく人さんになってくのか…。まぁ、どっちでもありだ。立川流なら、開口一番やる場所はそれなりにあるだろうし。

で、主役の志ら乃さん。

一席目「狸札」。前座時代得意にしてたが、最近はあまりやってなかったとのこと。一門では「道灌」の次に習う噺だそうな。柳家の一門はまず「道灌」をやるってのは割合有名ですが、2席目は基本的に「狸札」なんですかね?まぁ、それはいいやw 前座噺だけあって、軽めの滑稽噺。軽いタッチで楽しませてくれました。

二席目「笠碁」。どうも、真打トライアルのせいで、らく朝さんがやった根多という印象がこびりついてしまってますが(苦笑)。割と笑いどころがむつかしい噺なんですが、くすぐりをうまく使って笑いを取ってた感じかな。志らく師は気に入らないかもしれないけど、この「笠碁」はありだと思います。

仲入り後の三席目「宿屋の仇討」。前座時代に一度かけて、まったく反応がなくて封印してた噺とのこと。志ら乃さんは、ここ数年、独演会ではそういう根多をかけるよなー。侍、宿屋の若い衆、魚河岸の若い衆という、ノリも口調も違う三者の対比が楽しい噺。個人的には随分久しぶりの根多だったので、「あー、確かにこういう噺だったなぁ」と思いながら聞いてました。

うん、一門会のときと同じく、とてもすっきりした会でした。いや、個人的に色々溜まってるもんがあったんだろうなっていう、こっち側の理由が大きい気はしますが(汗)。

一時期の何やっていいかよくわからない状態の志ら乃さんは、無事消え去ってくれたようで、ここのところはのびのびした噺をやってますね。一門会の感想でも書きましたけど、枕についてはすごく気にしてやってるのを感じます。ちゃんと根多への流れを作るように意識してるんだろうなと。

突然何かを思い出して、本編と違う話をしてしまうってのは志ら乃さんの特徴ですが、それで噺をぶっ壊してしまうことも多々あったわけで、何度も志らく師に指摘されてたことです。今でも時々やりすぎてるときはありますが、ぶっ壊しちゃうことはあんまりなくなった気がします。そういう意味でも、真打昇進決まって移行、色んなことに目を配ってやってるというのを強く感じます。

なんかまだ、真打昇進披露の日程とかが決まらないようですが、とっとと正式に真打になって、がんがん突っ走ろうぜw

次回は5/10です。多分ミーティングで行けなそうなんだよなぁ。
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「第160回志らく一門会」(4/17)に行ってきた。

2月、3月はバタバタしてたので、割と久しぶりの一門会です。会場は内幸町ホール。会場入ったら、スーツ姿の新二つ目に出迎えられて、かなりビビりましたw 高座の姿や私服なんかは割と見るけど、スーツ姿なんて初めて見たもので(苦笑)。

おまけに入ったところで、次回や一門の独演会のチケットとか売ってるわけですが、なんか志ら乃さんとかいるし(苦笑)。前座が少なくなったからでしょうか…と思ったけど、真打トライアルのとき、受付にこしらさんがいたりしたのを思い出したので、あんま気にしないことにする。

以降は出演順に雑感を。

がじら「かぼちゃ屋」。高座で見るのは2回目かなー。割と落ち着いて見えるのに、声や噺を聞くと割とあわあわしてるんだなぁというのがわかるというか。落語はまだまだこれからといった感じですが、しっかり頑張ってもらいたい。

志らら「鰻屋」。御存知の方もおられるでしょうが、志ららさんは高田文夫先生の鞄持ちやったり、高田事務所の電話番やったりしてるので、高田先生の容態の話とか。落語の方は、まぁいつもの志ららさんかなw しかし、立川流がやってるこの噺、「鰻屋」と「素人鰻」のあいのこみたいな噺なんだよなぁ。

志ら乃「崇徳院」。枕は木嶋被告の裁判の話から入って、男女の関係という流れで根多へ。この辺、真打トライアルでもさんざ言われた、「根多と全然関係ない枕を振るな」って言われたことを意識してるんだろうなー。根多の方は自身のブログで「悪いクセが存分に出ました」と書かれてましたが、全般的には悪くなかったと思うなー。確かに変なくすぐり入れすぎたり、脇道いきすぎたりはしてたけどな(苦笑)。まぁ、リラックスしてやってくれれば大体OKです。緊張すると、どんどん上滑りしていくからなー。

仲入り後が、こしら「時そば」。まず、枕では「野末陳平アワー」と称して、野末先生がパソコンや携帯を買いに行ったエピソードを延々と。まぁ、かなりネタっぽいんですが、客席に野末先生がおられる状態でやってることなので、概ね正しいんだろうw 落語の方は、ちゃんと落語になっててちょっと驚いた。真打トライアルのときに「野暮の極み」なんて書きましたが、今回はちゃんと落語の枠は壊してなかったな。

志らく「淀五郎」。最近の活動の話や、もうすぐやる芝居の話、そういったところから根多へ。twitterなどでも最近よく書かれているように、ヘルニアで痛み止めやらブロック注射やら、そういうのを多用されているようで、なかなか心配な状況ではあります…。実際、動きがぎこちない部分はありますしね。噺に入ってしまえば、そんな状態の悪さなど気にさせない出来。芝居噺は実際に芝居のシーンが出てきたりするから、やる人少ないんだろうなぁ。特に「淀五郎」なんて、芋演技だったのが、一夜にして別物に化けるという噺なので、ある程度演技がわかってる人間がやらないと成立しない噺ですし。客席がみんな話に入り込んで、物音ひとつしないシーンとした空間が出来るのが聞いている方としても快感。

全般的に、なんかすっきりして帰ってきました。こしらさんもちゃんと落語やってて、イライラすることなかったし(苦笑)、志らく師も「やっぱりいいな」と思わせてくれる出来だったし、うん、やっぱ落語面白いね。

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「志ら乃大作戦・第31話」(1/26)に行ってきた。

月に一度の立川志ら乃さんの独演会に今月も行って参りました。会場はいつも通りの内幸町ホールです。

前回が12/6だったので、丸々2ヶ月くらい開いた気分ですね。一応、月1回というペースはいつも通りではあるんですが、ときどきこういう開き方をしますね。もちろん、その逆に2週間以内に次の会が来ることもあるわけですがw

前回の感想でも、書きましたが、今回も結構お客さんは多め。わたしゃ、夕飯を買っていって、ロビーで食べてることが多いんですが、今回も座る場所がなくて、うろうろしてましたよ(まぁ、元々ロビーがそんなに広くないってのはあるんですが)。

とりあえず、ロビーで売ってた二つ目としては最後の手ぬぐいと、冬コミの同人誌をゲット。志ら乃さんの一門本は毎回ひろい(褒め言葉)なんですが、今回はテンションがおかしくなってるのか、輪をかけてひどい気がする。まだ全部読めてないので、読みきったらなんかちょっと書くかも。

開口一番は、いつも通りのらく兵さん、根多は「山号寺号」。幇間(たいこもち)が、小遣い欲しさに「○○山××寺」っていう駄洒落をがんがん連発していく話。「車屋さん広小路」から始まり、談志が作った「カリフォルニア産オレンジ」なんてのを入れ込みながらやっていく。また、例によって噛みまくると、それを登場人物に揶揄させるという、自虐ネタも健在(苦笑)。もうちょっと落ち着いた方がいい噺になったかもね…。

いつもなら座布団を返してる辺りで、志ら乃さんの出囃子「あんたがたどこさ」が鳴り始めるんですが、今日は鳴らず、座布団ひっくり返したところで、らく兵さんが首を傾げて動きを止めてみたり(その後、鳴り始めましたが)。

で、志ら乃さん。今年1回目ではあるけれども、新年の挨拶をするには微妙な時期という話からスタート。去年を振り返し、志の八さんの騒動を語ってみたり、正月に談志直門が集まって話し合いをしたこととかを語ってみたり、なんだかんだで、気の向くまま喋ってるよね、冒頭部分はw だから、考えて枕を振れって言われるんですね(苦笑)。

一席目「権助魚」。実はあんまり聞いた記憶のない噺だったりして…。権助というと、田舎者丸出しのすごいキャラであることが多いですが、割と大人しめの権助でした。旦那が女のところに行くことのアリバイ作りを頼まれた権助が、証拠品の魚で失敗する噺ですな。

二席目「三方一両損」。「多く(大岡)は食えねぇ、たった一膳(越前)」という、とてもひどいサゲが有名なこの噺。江戸っ子の気風のよさと、喧嘩早さがよく出た噺で、意地の張り合いを続けた結果、お白洲で大岡越前の裁きを受けることになるわけで。まぁ、後の創作であることは間違いなさそうですが、馬鹿馬鹿しくていいですな。

仲入り後の三席目「錦の袈裟」。ネタ下ろしだそうで。まぁこれも、ほんと馬鹿馬鹿しい噺だなぁ。錦で褌作るとか、坊さんの袈裟を借りてきて、褌代わりにしてしまおうとか、しかもそれを締めて行く先が女郎屋っていうw もっと、与太郎はぶっ飛んでた方が面白いかなー。この辺、やっぱり、志らく師に毒されてる気がするなぁ…。

なんだかんだで、新年一発目はきっちりと楽しませてくれる会でした。真打昇進披露とか、いつやるんですかねー。記念の落語会には是非とも行きたいわけですが…。

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ざま昼席落語会(1/14)に行ってきた。

最近、Skyrimとデレマスに忙しすぎて、ブログが…。

ってことで、今更ですが先週末のざま昼席の話を。ざま昼席自体の説明については、10月の会の感想でどうぞ。会場はもちろん、ハーモニーホール座間・小ホール。

今回の出演者は、昨年の1月とまったく同じ面子になりました。なんだかんだと落語ブームといわれてるせいか、最近の世相のせいなのかはわかりませんが、やたら混んでましたね。ほぼ満席状態だったんじゃないだろうか。以前、回数券期限の3月で柳家喬太郎師が出たときは、そんなだった記憶があるけど、いやはやすごいもんですな。

出演者と根多は、柳亭市也「出来心」、柳家喜多八「笠碁」、瀧川鯉昇「時そば」、仲入り、喜多八「長命」、藤間龍玉「踊り・鶴亀~木遣くずし」、鯉昇「味噌蔵」でした。

まず、開口一番は毎度御馴染み、柳亭市也さん。今思い返してみると、八五郎のくだりやったっけな…。ひょっとすると、かなり前の方で切ったのかもしれない。少なくとも花色木綿のくだりは聞いた覚えがない。市也さんもそろそろ二つ目かねー。正直遜色ない実力は持っていると思ってますが。

市也さんが下がった後は、柳家喜多八師。仲入り前と仲入り後で、2人の出演者の順番を入れ替えることが多いんですが(二つ目と真打の場合は、常に二つ目が先ですが)、今回は二席とも喜多八師が先でした。

喜多八師といえば、まるでやる気のないぐったりした様子で高座に上がり、気付くと噺に引きこまれているという古典の名手ですが、今回は割としゃっきりしてました(いやまぁ、いつものも芸風だってのはわかってるけども)。しかし、真打トライアルで誰かがやった噺は、自動的に志らく師の講評が脳内再生されて、どこに注目すればいいかと考えてしまうのは完全に後遺症だなぁ(苦笑)。

「笠碁」を聞きながら、志らく師のいわんとしてることを追確認するとか、ある意味、喜多八師に失礼なんだが、まぁ勘弁していただきたい。喜多八師の古典はやっぱりいいなぁ。

喜多八師の二席目の後が、踊りの藤間龍玉さん。日舞の場合って敬称はどうすればいいんだろう(苦笑)。最近毎年、1月の会だけ出演しておられます(それ以外は、落語のみです)。専門外なんで、あんまりちゃんと感想がいえないのだけど…。最近前座の踊りいっぱい見てたせいかも知れないけど、とても素敵に見えましたw

そして、もうひとりの落語の出演者、瀧川鯉昇師。鯉昇師といえば、高座に上がって頭を下げた後、何もしゃべらずじーっと客席を見回すのが特徴。一言も発しないのに、笑いが起きる稀有な噺家でございます。基本的に古典の噺家ですが、ちょっとおかしな噺をするのが特徴で…。

「時そば」も、ハーフのそば屋が出てきたり、「今何時だい?」「へぇ、九つで」というお約束のフレーズが「好きな甘味は?」「へぇ、ココナツミルクで」っていう、ちょっと待てなネタを挟み込んでみたりと、すっと隙間を付いてくる噺ですね。

そんな感じで、今年も1月の会を堪能しました。次回(157回)は2/11、出演はむかし家今松師、柳亭燕路師です。

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「志ら乃大作戦・第30話」(12/6)に行ってきた。

5日連続イベント参加の最終日。やっとここにたどり着いたという感じです(苦笑)。

というわけで、立川志ら乃さんの独演会「志ら乃大作戦」に行ってきました。例によって、会場は千代田区立内幸町ホールです。ちなみに、東京電力本社のすぐ前で、よく警察車両とか、報道車両が止まっています(関係ない)。

今日は会場入って「あれー?」と思った。うん、単純にいつもよりも人が入っているんだな。家元亡くなったし、家元が亡くなった日に真打昇進の記事が産経に出てたので(ちなみに、訃報より真打昇進の記事が先)、それでなんですかね。談志の孫弟子から初めて真打が出るというのは、落語ファンにとって、それなりに大きいトピックではありますしね。

まぁ、そんなわけで、いつもより賑やかな客席でしたよっと。

開口一番は、いつも通りのらく兵さん。根多は、二つ目昇進のために課せられた音曲噺の「豊竹屋」をやりました。よく落語会でお見かけする叔母様に伺ったところによると、最近別の会でもかけてたそうで、必死に練習中なんだろうなぁ。そして、決めようとすると、またすっ飛ぶんだなぁ…。おっちゃん、ちょっとらく兵さんが心配だよ(苦笑)。単純に落語の上手さなら、十分二つ目レベルなんだけど、大事なときにすっ飛ぶからなぁ。

その後は、志ら乃さんが登場。なぜか、出囃子の「あんたがたどこさ」が音飛びしまくる(苦笑)。それを受けて「家元が怒ってるんですかね」と一言w

今日はずっと立川流一門が集まって今後のことを相談していたという話からスタート。お別れの会の準備の話だとか、今後の真打昇進どうするんだとか、まぁそんな話を。ちなみに、お別れの会は、先月末に発表がされているように、一般人向けの献花・記帳も行われます。12/21 15:30-17:00にホテルニューオータニにて。

最初の根多は昨日の一門会でもかけてた「平林」。あまりに馬鹿馬鹿しい話なんで、さすがに2日連続で聞くと、笑っていいのか悩んでしまうのです(苦笑)。そんなんで、いまいち素直に楽しめなかった気分ではあります。でも、この噺考えた人は、確かに天才だと思いますw

続いて、そのまま2席目は「二番煎じ」。夜回りの詰所で、酒飲んでるところを役人に踏み込まれるという噺。燗酒が飲みたくなる噺ですなw 猪(しし)鍋に燗酒というのも中々乙なもんで。まぁ、わたしゃ、猪鍋はあんまり好きじゃないんですけどね…。

中入りを挟んで3席目は「薮入り」。子供がいないうちにやっておいて、子供ができたらその違いを楽しんでくれとのことw また気の長い話で。わたしも子供はいないんで、この噺の肝が理解できてるかは自分でもよくわかりませんがな。父親が喜びすぎて上滑りしてるところとか、息子が奉公でしっかりして帰ってきたところとか、馬鹿馬鹿しくもなんかほっとする噺ですよね。そういう肝の部分はよく出ていたと思った。最近の志ら乃さんがやった人情噺の中では、かなり良かったと思いマス。

てなわけで、今回はかなりいい会だったかなーと。やっぱり、変なプレッシャー抜けた方がいい噺するよなぁ。まぁ、ここまでずっと見てきてるんで、何気にかなり繊細な人なんだなーってのはよくわかっておりますが、この調子でがんがん突っ走っていただきたいところ。今日、初めて来た人がずっと常連になってくれたらいいのになぁ。

まぁ、かつての志らく師がそうだったように、前日に連絡してチケットが取れていたのが、突然発売日に完売するようになったら、それはそれで困るんだがね(苦笑)。

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ひぃす

Author:ひぃす
不惑に到達したナンチャッテSE職。日常や、アイマス・サクラ大戦・芝居・落語など、趣味のことを適当に書き綴ります。
twitter: heath_77

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