「志ら乃大作戦・第26話」に行ってきた。

立川志ら乃独演会「志ら乃大作戦・第26話」に行ってきたなりよ。会場はいつも通り、内幸町ホールです。ここのところ、志らく一門会も内幸町ホールなので、なんかちょっと変な気分がするなーw 台風のせいか、時期のせいか、観客はいつもよりちょっと少な目かな。

明日から、師匠の立川志らく師の芝居が始まるので、いつも開口一番をやってるらく兵さんは師匠の手伝いに行っているとのこと。なので、今日は開口一番はなしで、志ら乃さんの噺だけでした。

根多は「うなぎ屋」「夏泥」「千両みかん」と夏の噺を3席。

枕は美容室で耳に入ってしまったという、22日はショートケーキの日という話と、先週末の清里寄席の話(というか、ぶっちゃけ、お食事中の方はご遠慮くださいな話がメインだったり)。

「うなぎ屋」「夏泥」は軽めの滑稽噺。鰻を捕まえてうろうろするところは、もうちょっとがんばって欲しかったなー。がちゃがちゃしてるとこは、良くも悪くも昔の志らく師みたいなんだよなぁ…。この前の真打ちトライアルで言われたことを気にしてるのか、元気のない人は殊更気をつけて演じてる感じでした。

「千両みかん」は、大分昔に一度やったことがあると言いながらの一席。基本は江戸方の演出なんだけど、ちょこちょこ上方の設定が混じってる感じだったなぁ。

この噺はある意味で落語らしい、狂気がどんどん積み重なっていく話ですな。みかんがあまりにも食べたくて、死ぬ寸前になる若旦那、夏の盛りにみかんを買ってくると安請け合いする番頭、来るかどうかわからない客のために、氷室一杯にみかんを保存している問屋、更に1個のみかんにつける千両という値段。そして、千両という値段を安いという大旦那に若旦那。

すべてが狂気で、まともじゃない。そして哀れ、この番頭は最後には狂気に呑み込まれる。若旦那から10房のうち、3房を「父と母と番頭の分」(この辺が上方チック)と渡されると、それが三百両に見えてしまい、それを持って出奔するのがオチ。

こんな狂気の詰まった噺なのに、サスペンス的な雰囲気や、人情物っぽい雰囲気がでるのが面白いですね。

すごく難しいと言っていた割に、結構良くまとまっていたなぁ。きっちり練り上げていったら、いい仕上がりになりそうな気がしました。独演会のメインはネタおろしか、長年やってない根多がかかるのが基本なので、練りが足りないのは仕方ないんだけれど、その分、生っぽい(?)根多が見れるのが醍醐味ってもんで。

あとは、もうちょっと客が入るといいなぁ。どこの誰かは知らないけれど、顔は知っている人が一杯だよw

次回、第27話は、9月12日(月)内幸町ホールにて。
スポンサーサイト

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

プロフィール

ひぃす

Author:ひぃす
不惑に到達したナンチャッテSE職。日常や、アイマス・サクラ大戦・芝居・落語など、趣味のことを適当に書き綴ります。
twitter: heath_77

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
スポンサーズリンク