「ミス・サイゴン」(7/7夜)に行ってきた。

今回の公演から新演出(いわゆるツアーバージョン)になる「ミス・サイゴン」を見に行ってきました。会場はめぐろパーシモンホール。

ミュージカルに詳しい方はご存知でしょうが、オリジナルバージョンの「ミス・サイゴン」は、とにかく舞台装置などが大掛かりなため、上演できる劇場が限られていました。実際、日本でも上演されたのは、帝国劇場と、福岡・博多座の2箇所のみ。帝劇でさえ、上演時には大掛かりな改修を行った上で上演したという演目です。

それが今回、ツアーバージョンの新演出となり、舞台装置などもだいぶコンパクトになったので、多くの劇場で公演が可能になりました(日本では2008-2009年の公演時もオリジナルバージョンで上演されましたが、当時すでに日本以外では、すべてツアーバージョンで上演されていたという事情があったり)。

というわけで、今回の上演では、全国各地で上演がされることになり、最初の公演地がこのめぐろパーシモンホールです。

ある程度、ネタバレした感想は、折り返した先に書くので、そこまでには大雑把な感想を。

「ミス・サイゴン」はよく「ベトナム版の蝶々婦人」という呼ばれ方をしていました。それはもちろん、ストーリー的に出征兵士と現地人女性の悲恋物語だというのが一番大きな理由ですが、それと同時に「ミス・サイゴン」というミュージカルが、オペラ的な印象のミュージカルであるという点もあると思うんです。

そのオペラ的だった演出が、今回かなりストレートプレイに寄っています。ミュージカルなのにストレートプレイに寄っているというのは変な話ですが、本当に芝居がすごく重視されているんです。ミュージカルなので、歌がいっぱいあります。でも、すげー芝居っぽいのです。見てもらったら、多分納得してもらえるんでしょうが、なかなか言葉で説明するのは難しいですな(苦笑)。

あとは多分、ストレートプレイに寄ってるってのと同じ原因だと思いますが、やたら演出がリアルっぽいんですよねぇ。1個だけ例を挙げると、冒頭の「ドリームランド」のシーンが、オリジナルではちょっとセクシーなパーティみたいな感じだったのが、今回は完全に「その手の店」って雰囲気です。ちょっとお子様には見せるの憚られるレベル(苦笑)。

舞台装置などは、シンプルになっている部分も多いですが、でも話としてはすごく面白くなったんじゃないかなぁってのが正直な感想です。昔の感想でも書いたことがあるんだけど、オリジナルはちょっとアジア人蔑視的なニュアンスが節々で感じられて、ちょっと微妙な気分になったりしたんですが、そういうのがだいぶ薄れてますし、かなり「人間」という部分にフォーカスしてるのかなと。

というわけで、興味のある方は是非に。特に今まで見る機会のなかった地方の方は、機会があれば見て欲しいなーと思います。今までもさんざ見てきた人には、確かに舞台装置や演出はこじんまりとしてる部分はあるけど、その分、濃密なものが見れますよと言っておきましょうw

というわけで、あとは今日の公演について、若干ネタバレっぽい感想を(主に舞台装置・演出についてで、役者にはほとんど触れてなかったりしますが(ぉ))。

折り返しておきますので、見てもいいよって方は「続きを読む」からどうぞ。












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テーマ : ミュージカル
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不惑に到達したナンチャッテSE職。日常や、アイマス・サクラ大戦・芝居・落語など、趣味のことを適当に書き綴ります。
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