「中川かのん starring 東山奈央 2nd Concert Ribbon Illusion」に行ってきた。

2月のイベントラッシュが終わって、割とぐったりしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

ゆいかおりとか、巴里花組とかレポート書いてないんだけど、その辺はもう識者に任せることにして、これだけは書いておかないとということで、22日、23日のレポートはちゃんと書くよーということで。まずは、22日のかのんライブ。

「神のみぞ知るセカイ」の登場キャラである中川かのんライブという体のイベントです。2年前の日比谷公会堂のライブ(当時のレポはこちら)。

会場は夢の国併設の舞浜アンフィシアター。昔のシルク・ドゥ・ソレイユシアター東京ですね。ZEDやってたとこ。そういや、ZEDのレポート書いたつもりだったんだけど、書いてなかったんだよね、俺…。

閑話休題。奈央ぼうのライブに話を戻そう。

結論から言うと、奈央ぼうのポテンシャルを見せ付けたいいライブだったと思います。まぁ、ただ、いくつか気になるところはあって、パッケージとした見た完成度という意味では、1stの方が上だったかもという気はちょっとしている。

セットリストの詳細は、公式ページに終演直後にUpされてるので、その辺りを見てもらうとして、ハイライト的に印象に残ったところを中心にご紹介。

ほぼ定時に開始。まず、これまでの中川かのん(としての東山奈央)の活動の歴史を紹介するビデオがプロローグとして流れて、「青春パラダイス」からライブはスタート。奈央ぼうは、奥の小迫りから登場。

ステージ構成は庭園をイメージしたもので、ステージ外周に白い柵が組まれ、左右にポスト(中には水とタオルが入っているw)、庭園のゲート風のアーチが3重に立っているという構造。なんかこう、白い大きな犬を飼ってそうな感じといったら伝わるだろうかw ステージの左右にモニター、背面も全面モニター(というかスクリーンというべきか)。

序盤は2ndアルバム「Colors」中心の選曲で、アニメED(女神篇、II期、I期)3連発からの衣装換え。場をつなぐのはまさかのアポロさん(かのんに憑依してる女神。当然CVは奈央ぼうである)。中川かのん最初のイベントであるUDXイベントの映像が流される。しかし、よくあれだけの人数集まったよなぁっていう…。当時の奈央ぼうはガチのど新人だったわけだし。集まってたのは、かなり練度の高い方々でしたがw

その後は、傘を使った振付の「想いはRain Rain」(リボン柄の傘は私物だそうである)、タップダンス風の振付の「君色ラブソング」が続く。タップシューズできちんと音を鳴らしてたわけではないけど、動きは完全にタップの動きでしたね。レッスンも受けに行ったと言っていたし。

「Birth」の曲を挟んで、2回目の転換は、アニメ映像のダイジェスト。基本的にI期のかのん回のダイジェストなんですが、さすがにキスのカットは抜いてあった。運営空気読んでるw で、7話の会場に戻ってライブに向かうシーンで終了。

気づくと、アンフィシアター名物の巨大迫りが開いていて、そこからなんとピアノとともに奈央ぼうが登場。そのまま、弾き語りで「らぶこーる」を。現場では気づかなかったんですが、よく考えると、7話のあのシーンの直後に歌うのって「らぶこーる」なんですよね。なんか「ハッピークレセント」のイメージが強かったけど。

この弾き語りが最大のハイライトでしたね。1年半かけて練習してきたそうで、本人も演奏終わって感極まってましたが、必死に練習してる様が容易に想像できるので、こちらも目頭が熱く…。1年半の練習なら、十分すぎるレベルの演奏でしたよ(一応ピアノ経験者なので)。まぁ、何より弾き語りをやるということ自体が予想外でびっくりしましたが…。やろうと思うこと自体がすごいよ。

この直後にきたのが、カバーアルバムに収録されていた「愛・覚えていますか」で更にびっくりっていう。オリジナル曲は全部やるだろうと思ってましたが、カバー曲はさすがに抜いてくるだろうと思ってたもので…。でもまぁ、この時点で今日はもう全部やるんだろうなと認識。

バラード系2曲を挟み、最後のアッパー系ゾーンへ。「LOVE KANON」「夏色サプライズ」と一気にぶち上げる。つーか、なんだかんだで、一番コール的に盛り上がるのは、夏色サプライズになってるのが趣き深い。

そして、毎度御馴染み「舞浜、制圧」からの「ハッピークレセント」。なんか、制圧の時点でみんな黄色だったよ。前回までは、制圧はみんなピンクでやってたのになぁw 多色系ペンライトのせいか! いやまぁ、どっちでもいいんだけど、あれっと思った。そして、「ダーリンベイビ」で本編が〆。

アンコールは、カバーアルバム2から「想い出がいっぱい」、年寄り的にはみゆきのOPの御馴染みのアレです。そして、最後のMCを挟み「歩いていくもん」で終了。ソロ名義で音源があるもの全25曲を歌いきりました。

んでまぁ、最後のMCに触れない訳にはいかなくて、ですね…。なんで、言いよどんでるのかは、現場にいた人はわかるだろうけど、彼女の本心の吐露なんだろうけども、言及し辛いとこがあってですな…。

まぁ、意訳すると「かのんちゃんにずっと憧れて頑張ってきたけれど、自分はキラキラ光ることはできなくて、かのんちゃんのようなスタアにはどうしてもなれなかった。頑張っても頑張ってもスタアになれなくて辛かったけど、自分はかのんちゃんの周りの輝く多くの星々のひとつになれればいいんだと思えてからは楽になった」という内容でね。

奈央ぼうにとって、中川かのんは、はじめて取った大きな役で、最初は単純な憧れとしてキャラを置いていたんだろうと思う。ただ、自分自身が声優として実績を積んでいく中で、キャラと自分自身とのギャップに苦しんでいたんだろうなぁと。単純にアニメの役としてだけ演じてるなら、そこまで悩むこともなかったのだろうけど、幸か不幸か中川かのん単独で展開されていたがために、ずっと向き合う形になっていたからこその悩みだったんだろうと。

なんかね、この奈央ぼうの言葉を聞いたときに、頭に浮かんだのはアイマスとサクラ大戦のことでね。アイマスは今やってる劇場版の春香と可奈の関係とまんま相似形だなーと。サクラ大戦については、田中真弓さんや、西原久美子さんが舞台をやるときに、キャラとの外見のギャップにずっと悩んでたということとかね。

声優というのは、まったく違う外見・特徴のキャラを演じることができるのが魅力とは言うけれど、それを実際に舞台やライブとして、声優自身が生身で演じることになったとき、そこに発生するギャップって、多分、外からは想像できないものがあると思うんです(本来声だけで演じているからこそ、ね)。

奈央ぼう自身が、クソがつくくらいに真面目な性格で、しかもどこまでも努力が出来てしまう人なので、本当に想像できないくらいの努力を続けてきたのだろうなと想像すると、なんだか本当に色々こみ上げるものがあってですね…。まぁ、最近涙腺もろいからな、おっさんだし。

この場面で、こんな話をすることには賛否両論はあると思うのだけど、個人的には「言ってくれてありがとう」と思いました。正直なところ、そこまで自分を追い詰めてるとは思ってなかったよ。声優系のライブの場合、ステージを降りるまでキャラを演じ続けるサクラ大戦とかは例外として、作品のイベントやライブでも、声優さんの名前でコールするのが普通なんだよね。このかのんライブに関しては、なんでかみんな「かのんちゃん」としか言わないので、まぁ、その辺も理由のひとつだったのかな、とは。

製作には色々言いたいことはあるんだけどね、PAがタコってたとか、背景の全面モニターが照明に負けてて、ほとんど仕事してなかったこととか、演出は1stの方が練れてたよね、とか。

まぁ、そんな不満点はありつつも、奈央ぼうの頑張りはとてもよく見えて、総合的にはとてもいいライブだったと思います。ただ、最後のMC聞いてもそうだし、実際の展開とかも考えると、次はなさそうだよねぇ…。奈央ぼう自身の立ち位置も、最早1stライブのときとは、全然違ってしまっているし。もし、次があるとすれば、神のみぞ知るセカイという原作展開とは別のところで、CDリリースだけが続いた場合なんだけど、それもちょっと望み薄だし。

何はともあれ、奈央ぼうにはほんとお疲れ様でしたと言いたいです。3/3にかのんちゃん生ラジオがあるけど、なんとかして聞きたいと思ってます(20時開始はめっさ辛いのではあるが…)。

■2014年2月22日(土)舞浜アンフィシアター セットリスト(かのんのおと)

【2/27追記】
そういえば、終演後、声優系ではお馴染みの三本締めの先導を法被組の方が始めたんですが、途中で噛んでへたれるという事態が発生。もう一回コールが巻き起こり、改めてやり直すってことがありました。

なんか、こういう微妙に客側が慣れてない感じとか、この手のライブに参加し始めて20年のおっさんにはしみじみいいなぁと思うわけです。最近はむしろ「俺が俺が」でとにかく他人より早く先導はじめようなんて輩が結構いたりするわけですが、このある意味素朴な客層っていうのは、どっから出てくるんだろうなぁ。

中川かのんというキャラ自体が、80年代アイドルをモデルにしてるところがあるから、ある意味そういうのに惹かれる人は、今のDDなイベンターの人達とは、またちょっと層が違うのかも知れないね。ま、某有名厄介な人とかはおりましたけどもw なんだか、古き良きアイドル現場って感じがして、わたしゃかのんちゃんのライブの雰囲気は大好きです。
スポンサーサイト

テーマ : 声優
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

ひぃす

Author:ひぃす
不惑に到達したナンチャッテSE職。日常や、アイマス・サクラ大戦・芝居・落語など、趣味のことを適当に書き綴ります。
twitter: heath_77

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
スポンサーズリンク