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「ジキル&ハイド」(3/17夜)に行ってきた。

新キャスト、新演出で上演されているミュージカル「ジキル&ハイド」を見てきました。会場は日生劇場。

「ジキル&ハイド」は自分にとって思い入れの強い作品です。blogなんぞで色々えらそうに書いておりますが、わたしゃことミュージカルについては完全ににわかで、まともに見始めるきっかけになったのが、2007年の鹿賀丈史版「ジキル&ハイド」の最終公演だった訳です。

今回、石丸幹二主演、演出も作り直したものでの上演と聞き、足を運んだ所存。思い入れが強い作品なので、前回の公演との比較で色々記載しておりますが、いかんせん5年前の記憶ですので、勘違い等ありましたら、ご容赦いただけますようお願いします。

全体を通して、かなり印象が違うなというのが最初の感想でした。

冒頭のジキル博士の父親のシーンは、2007年版では中央上部に檻が作られていて、鎖につながれている形で描かれました。今回は拘束衣こそ着せられているものの、舞台中央に置かれた椅子に連れられてきます。この時点で「あ、違うんだな」というのは感じましたね。

その印象は最後までずっと続き、ジキル博士の印象も、鹿賀丈史は天才肌というか、洒落た印象であるのに対し、石丸幹二は実直で秀才タイプという感じ。

何より、違うなと思ったのが、舞台全体のイメージとして、2007年版は「赤」だったのに対し、今回は「青」なのです。例えば、2007年版ではジキル博士が初めて善と悪を分離する薬を飲んだとき、舞台が赤いライトで満たされました。その後もハイド氏の登場シーンでは、赤いライトが使われていたように覚えています。それが今回は青です。まぁ、薬を飲むシーンは、まったく違う演出になっていましたが、ハイド氏の登場シーンは基本的に青のライトが使われていました。

演出をしているのは、どちらも山田和也ですが、大分異なる印象の作品に仕上がっていました。もちろんキャストによる違いも大きいですが、それ以上に演出が大きく変わったという印象の方が強いですね。

比較の方が書きやすいので、延々続けそうになるけど、このくらいにしておこう(苦笑)。どちらもいい作品には違いないのだから。

主役の石丸さんはじめ、皆さん声量が素晴らしく、圧倒されることもしばし。ダンヴァース卿(中嶋しゅう)は声が出てないのはちょっと気になりましたが…。

石丸さんは声のトーンで見事にジキルとハイドを演じ分けてましたね。高いトーンで落ち着いた口調がジキル、低いトーンで荒々しい口調がハイド。人格が交錯するシーンでは、それが何度も入れ替わるという…。設定上、ジキルとハイドは外見からして違うということになってるわけですが、人間ってのは人相で別人に見えるということなんでしょうかね。さすがに舞台上の役者は、さすがに別人にはなりませんけども。

ジキルとハイドという作品は、原作はホラー的な位置づけではあるわけですが、なんというかすごく悲しい話なんだよなぁ。元々、ジキル博士が善と悪を分離する薬を作るのは、精神に異常をきたした父親を治療するためなんだし。その父親も、途中で亡くなるわ、ジキル博士は破滅するわ、出てきたハイドはハイドで、ルーシーに対して不器用な愛情を注ぐわで、実は誰も救われない話で…。

やっぱり今回も、しばらくは色々人間について考えることになりそうですよ(苦笑)。
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テーマ : ミュージカル
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:ひぃす
不惑に到達したナンチャッテSE職。日常や、アイマス・サクラ大戦・芝居・落語など、趣味のことを適当に書き綴ります。
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